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2012年4月21日土曜日

衣類片づけ祭りをやってみた。

人生がときめく片づけの魔法』を胸に、今日は朝から「衣類片づけ祭り」に励んでみました。

衣類はそんなにたくさん持ってないはずだし、午前中であっさり終わるだろう、と軽い気分でのぞんだのですが、当初は思ってもみなかった展開に。こんまりさんおすすめの順序、トップス→ボトムス→かけるモノ→靴下→下着→バッグ→小物→イベントもの→靴、の順に捨てるものと残すものを全て分類した!と思ったその時、ふだん使ってないある部屋の押し入れが気になり、開けてみてみたところ、たくさんのバッグが出現しました。

しかもそれらのバッグの中には衣類が(ポケットからは指輪がでてきました)。バッグの下の箱にはさらにまた衣類が。その下には靴箱があって、その中には毛糸が…。と、ほこりっぽい押し入れの中から次々といろんなものが現れました。

収納した記憶がないものだけでなく、何故持ってるのかわからないものも。たとえば、さるぼぼがたくさん下がっている部屋飾りが出てきましたが、わたしにはそれに関する記憶が全くありません。母にきいてみても憶えはなく、でも喜んでもらってくれたところをみると、母が高山のお土産に買ってきてくれたものだったのかも…。

と、この辺りまでくると、「衣類の片づけ」のはずが、「押し入れの片づけ」になりそうだったので、とにかく衣類関係をとりだして分類。そもそもすっかり忘れていた時点で、「ときめかない」カテゴリーにいれてもよかったのですが、手にとってみるとまた着たいものもありました。ただし、長い間押し入れに入っていたものは多少ほこりっぽいので、洗濯に。

今のところ、捨てるものは燃えるものと燃えないものを分解してゴミ袋に、収納についてはクロゼットと洋服かけに、と捨てるものも残すものも一応場所がきまった状態になったのですが、その他その中間ともいえるグループ、「修理もしくはリメイク」という山もかなりの量があります。布編みでいろいろつくりたいし、ミシンも出てきたから服のリメイクにも挑戦したい。ポジティブに考えればちょうどいい材料が手にはいったともいえますが、今ひとつ片づいてない感も正直あり。

ともあれ、一応はこれにて「衣類の片づけ祭り」は終了。モノ別に捨てることの利点はまず、自分がどれだけそのカテゴリーのモノを持っているのか、を把握できることだなあと実感。買い足していくときに何を足せばいいかもよくわかって便利です。

2012年4月20日金曜日

『人生がときめく片づけの魔法』をiphoneで。

「断捨離」の記事を読んだ方が、近藤麻理恵こと、こんまりさんの、『人生がときめく片づけの魔法』をおすすめしてくださいました。以前から気になってた本だし、読んでみよう!と近隣の図書館3館での蔵書検索を試みたところ、どの図書館も所蔵しているけれど、現在は貸し出し中という人気ぶり。

だったら予約して待とうかな、とも思ったのですが、もしかして電子版もあるかもしれない、と調べてみると、ありました。iphoneで読める動画つきのアプリで、価格は古本で買うのと同じくらい。そういえばiphoneで本を読む、という体験はまだしてないし、いい機会かも、と早速ダウンロードして読み始めました。

iphoneでの読感は、というと動画があるのが便利なような邪魔なような。肝心の文章は、字体が好みじゃないし、余白が少なすぎるのも気持ちわるい。そもそもiphoneの画面は本としては小さすぎるんだろうな、あー失敗したかも…。と、紙の本が恋しくなりつつも、内容は面白いのでどんどん読むには読めて結局その日のうちに読了。いわゆる「本」じゃなくて、ワープロで打ってプリントアウトされた原稿を読んでいるような感じでした。

さて、著者のこんまりさんは、バラエティ番組で芸能人の部屋を見事に片づけた姿、その静かなたたずまいが心に残っていた人。この本では、子どもの頃から片づけに励みに励んで、試行錯誤を繰り返し、ついには極めた!でも、まだまだです!という語りがとても素直でユーモラス。そして達人な風情。

それにしても、
片づけは祭りであって、毎日するものではない
という主張には驚きました。「そんなの絶対無理!」と最初読んだときは思いましたが、読み進むにつれ、なるほど、という気持ちに。片づけとは、1)モノを捨て、2)収納場所を決める、ことだとシンプルに説明され、その前に理想の暮らしを考えイメージすることが大事なこと、「ときめき」という感覚を基準にモノを選べば、残るのは収納可能な量である、という経験則を説明されるとなんだか納得、自分にもできそうな気持ちに。

具体的に役に立ちそうだ、と思ったのは、場所別ではなく、モノ別に捨てること、そして捨てる順序を指南してくれていること。衣類→本類→書類→小物類→思い出品の順が捨てやすい、というのは、とてもとてもなるほどお、でした。

そして何よりこの本を読んでよかった、と思ったのは、「ときめかないけど、捨てられない」モノへの対処法。ひとつひとつ、その本当の役割を考えてあげること、が大事。役割を終えたものは手放したほうが、モノもうれしいはず、と、このあたりになると、ものすごくモノが擬人化されているのですが、ありがとうの言葉とともに捨てるという彼女の提案は、人間関係にも通じる素敵な別れのよう。「捨てるのはモノがかわいそう、もったいない」という声がきこえてきそうですが、ありがとうの言葉とともにそれがふっとんでいくような気がします。

こんまりさんは神社好きで、巫女の経験もある、ということが後半になってでてきますが、これを冒頭の「片づけは祭りである」と重ねたとき、わたしの脳裏に浮かんだのは、岡野玲子さんの漫画『陰陽師』の世界。片づけはまさに魔法、陰陽師に息をふきかけられた人形の紙が、陰陽師のために働くように、モノが作り手や使い手の想いを宿して働く。片づけは、一種、想いを宿す儀式のようなものかしらん、と、想像がふくらみました。そういうふうに捉えてみるのも、面白いかもしれません。

とまあ、かなりスピリチュアルにも受け取れる後半、だんだんこんまりさんってば、『ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門』のカレン・キングストンさんのように、モノのエネルギー(?)というか、人からモノへの影響の痕跡を読み取ることができる人なのかも、と思われてくるのですが、その表現や感じ方がより日本人的で、わりとすんなりはいってきます。あえていうなら付喪神(つくもがみ)的ななにかを彼女は感じているのかも。

明日は新月。片付け祭りによさそうだし、こんまりさんのおすすめどおり、朝からやってみようかな。iphoneアプリでざくっと一読してしまいましたが、今後は「服のたたみ方」など、要所要所を読みながら、動画をみて実践することになりそうです。

2012年4月19日木曜日

「断捨離」

ものを「捨てる」のはなかなかに難しい作業。それはものが想いやストーリーを背負ってる存在だからだとしみじみして、すこしは「捨てる」ことが身に付いたのは、カレン・キングストンさんの『ガラクタ捨てれば未来がひらける』や『ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 』を読んでからのことでした。

やがて「断捨離」という言葉をよくきくようになりましたが、きっとカレン・キングストンさんの著書と同じようなことが書いてあるのだろうと想像して、ずっと読まずにきました。が、図書館の棚で『断捨離 私らしい生き方のすすめ 』という本をみかけたときは、やっぱり一度読んでみようかという気になり、借りて読んでみました。

「断捨離」の提唱者、やましたひでこ氏の監修のもと、心理療法家である川端のぶこ氏が書いたこの本には、これでもかというくらい細やかな、モノと人とのこころの関係が描かれていました。そして部屋が、さらには家が自分らしい心地よい空間になるための、モノの取捨選択法と心構えというか、「健全な」思考法のヒントや適用例が書いてあって、とても新鮮な読み心地。自分のものづきあいと、その背後にある思考を点検してみたら面白いかも、という気になりました。

同時に、この著者の一冊目の断捨離本もすぐに読んでみたくなり、Amazonで探してみたところ、中古本を43円で発見。断捨離本が「断捨離」されたのかも、とちょっとせつないような気持ちになりながら『モノを捨てればうまくいく 断捨離のすすめ』というこの本を購入して読んでみました。

この一冊目の断捨離本は、「断捨離」概論と、体験記がメイン。そしてこの本も監修は、クラターコンサルタントのやましたひでこ氏。
 断捨離を実践する、つまり「モノとの関係を問い直す」ことで、不思議といろいろなことが起こります。

 今の自分にとっての、不要・不適・不快を、意識した時、そこから新陳代謝がはじまります。不要、不適、不快を、意識して意図的に取り除いた時、「つまり」が解消されてなにもかもが流れを取り戻すのです。

 家の中には光と風が流れ込み、空気が変わります。
 片づかない悩みの種だったモノたちが味方へと変わり、執着は愛着となって、わずらわしい日常が「ごきげん」へと変化します。(p.9)
とのやましたひでこ氏の言葉どおり、川端のぶこ女氏の体験は、トンネルをぬけた後のような、すっきりキラキラしあわせ感がいっぱいでした。

いっぽう、そのすっきり感を読書で疑似体験したわたしはというと、自分のおなかの調子の悪さに敏感になり、食べ物や飲み物に気をつけるようになりました。そしてここ10年ほど、押し入れからだしっぱなしにしてあった大きなトランク(収納や簡易テーブルとして使っていた)と自分の関係を問い直し、それを押し入れに収納。

トランクを捨てたわけではないのですが、旅と自分の関係についてしばし向き合って、今現在なりの結論、つまりは「長期の海外滞在の予定なし」を確認することになり、なんだかものすごくすっきりしました。もちろん部屋もぐっとひろくなり、風通しも改善。掃除もしやすくなりました。

わたしが今住む家は築100年と、古い家。先祖代々な古いものとも一緒に暮らしていますが、新陳代謝できる部分はすこしずつすこしずつ快適に整えていけたらな、という以前からの想いを、この2冊の断捨離本はこまやかに支えてくれそうです。