2013年12月23日月曜日

帽子と2013年。


2013年がもうすぐ終わろうとしている今、一年を振り返ってみると、今年はどうも帽子がキーワードだったようです。

年始には雪かきをしながら「雪かきの防寒にニット帽は必需品!」と再確認し、編んだ帽子を母や義妹がかぶってくれた姿に満足し、街を「歩く」人をみれば帽子をチェック。高齢者は帽子率が高いなあとか、夏は紫外線よけ、冬は防寒になるなあと、ふむふむ。年を重ねるにつれ、帽子のおしゃれって重要度が増すのかも。帽子をつくったりデザインできる人になれるといいな、でもまず材料とか道具とかいるし、何か仕事を、うーん、語学がんばってみようかな、と帽子転じてTOEIC受験に精を出してみた春。

そして気がつけば、今までかぶっていた春の帽子たちがそれほど似合わなくなってしまったことを発見。帽子の切り替え時期?と思いつつ買い足すこともしないまま夏。あまりに暑いので帽子で汗かくのもやだな、でも日焼けも気になる、と日傘デビューしたものの、やっぱ夏は夏の帽子かぶりたい、と思ってるうちに秋。

で、ここにきてやっと、多少なら帽子のための道具や材料なんとかなりそう、と実感を得ながら、ニット帽を編んでみることにして、まずはリサイクルした毛糸で3つ編んでみて、さらには新しい毛糸でもひとつ編んでみて、糸が違うと立体感の出かたが全然違うことを実感。ニットは糸を知るの大事だなあ、と気づきつつあります。

一方で、今年は大河ドラマ「八重の桜」を熱心に観ていたのですが、明治になってからの八重さんのファッションに釘付け。特にお帽子が素敵☆で毎回毎回楽しみでした。そして街でも、あのクチュールなエッセンスをニット帽におとしこんだ帽子をかわいくかぶってた人を見かけて大興奮。帽子って面白いなあ、と好奇心全開のまま年末。

帽子は前から好きだったけど、2014年はもう少し深入りしてみることになりそう。

2013年12月10日火曜日

3つ目でジャストサイズ。



寒い日に歩いたり、自転車に乗ったりするのに(個人的に?)必須!なのが帽子。なのでニット帽はシーズン毎にひとつは必ず編んでかぶりたおす、のですが、今年選んだ編み図はなかなか思うようなサイズというか、ゲージにたどりつけず、結局3つも編んでしまいました。写真左から、10号棒針でゆったりめ編み、9号棒針でゆったりめ編み、9号棒針できつめ編み、で、サイズにするとわずかな差なのですが、かぶったときのシルエットが全然違うというくせのあるキャップです。

3つ目に編んだ真ん中のキャップがジャストサイズというか、かぶった時にわりと好きなシルエットになったのと、毛糸がなくなったのでここで終了としましたが、あらためて編み図が載っていた本をみてみると、もともとデザイン的とも違う方向にいっちゃったかも。ニット帽の難しさを思い知りました。

そして、つばとボンボンがついてると、ボーイッシュ+αな感じで、誰にでも、ってわけにはいかない帽子のよう。両親にかぶってもらったところ、かわいいもの好きな母にはつばはあわないようで、父にボンボンは何か違う、ってな感じで、まあつばもボンボンもとっちゃえばいいんですが、へえ、そういうものなのか、と。

とまあ、帽子のデザインについて多くを語ってくれる編み図とも言えるのでした。例えばボンボンまわりの目の減らし方。まっすぐ編んでぎゅっと絞るんじゃなくて、つないだまま減らし目していくので微妙な丸さが残ります。これをもっと丸くしてみたら?逆にとがらせてみたら?と、なぜかアレンジしてみたくなる帽子なのでした。

ちなみに、今回の毛糸は、もともとカーディガンにしていたものをマフラーにして、で、それをさらにほどいて洗って巻きなおして帽子にしています。